ビタントニオ コーヒープレスボトル コトル
先日の誕生日、「欲しい物リスト教えて!」とのメッセージが。
もうそんなお祝いするような年齢でもないのですが、個人的に今年も無事歳を重ねられた事を大変嬉しく思っていたので、ありがたくリストを提示させていただきました。
と、翌日にはこちらが到着。早っ!
提示したリストはひっそり公開しっぱなしだったスウィートテン・リスト。てなわけで真面目にレビューいたします!
欲しかった理由
確か発売時のレビュー記事を読んだのがきっかけ。
該当記事がちょっと見つからないのですが、フレンチプレスなのでペーパードリップより簡単で美味しい、しかもそのまま外に持ち出せるといったあたりに惹かれてリストに放り込んだ記憶があります。そもそも保温ボトルとかの“弁当ガジェット”的なものが好きだし。
で、今回改めて商品紹介を見ると…ふむふむ、オフィスはもちろんアウトドアにもオススメ、とな。なるほど。
実践
それではさっそく、実際に使ってみての感想などを。コーヒードリッパーのレビュー同様*1相変わらずコーヒーの味より使い勝手に特化した内容になりますのでご了承ください。
まずはコーヒー粉を入れます。粉の規定量を示す線もあるんですがかなり見にくいし、私的にはちょっと濃過ぎた。ここは何度か試してお好みの量を決めるが吉でしょう。
次いで、お湯を注がなければならないのでまずはお湯を沸かしに行きます。
行きますので準備です。
来ました。*2
沸きました。
沸いたら注ぎます。水位線ももちろんあってこちらはちゃんと見えます。
フィルターを上げた状態で蓋を閉め、4分放置。その後フィルターを押し下げれば完成です。
…という1番のキモのシーンを撮り忘れたので、4分放置の間に焼き上がったパンケーキをご覧ください。
実食
まあこの状況で飲むコーヒーが美味くないわけないんですけどね!
そこまで違いのわかる舌ではないのであんまり自信はありませんが、コーヒーのコクや香りはしっかりあるのに雑味・エグみいつもより少ない、気がします。とても美味しい。粉っぽさも感じませんでした。
そして、淹れたその場でコーヒーかすの処理をしなくてもいい、というのは非常にラクですね!!ほんとアウトドアに最適。オフィスでも給湯室がないとか使いづらいとかだと重宝するかも。
1つだけ難を述べるなら量が少ないことかな。ボトルとしての最大容量は420mlなんだけど、コーヒーの抽出量は300ml。大きなマグカップ1杯分といったところでしょうか。
例えば夫婦で野外喫茶したとき2人でシェアすることができないし、後述するようにコーヒーかすの処理は野外ではちょっと手間になりそうなので「おかわり」も淹れづらい。
思いつく解決策としては
- 濃いめに淹れて氷やお湯で薄めつつ飲む
- 同じ粉でもう一回淹れる(味の保証はない)
ぐらいでしょうか。
あ、人数分買えばいいんですよねすいません。
片付け
帰宅したので片付けです。
蓋やフィルターにも多少コーヒーかすがついていますが、流水でしっかり流せばそれほど苦もなく洗うことができました。
問題は本体の底に溜まるコーヒーかす。
ひっくり返して捨てた程度ではどうしてもこれぐらい残ります。
水でゆすぎながら捨てなきゃなので、三角コーナーや水切りネット、茶こしなんかを使わないと綺麗するのは難しいかな。
逆に言えばゆすいだ水を捨てられる場所なら、茶こしを持参すれば2回目・3回目もいけるかと。
まとめ
最近急にデイキャン・ソロキャン熱に罹って、でもそれほど長時間まったりするのも難しいな…近場でお湯沸かしてチョロッとお茶するぐらいが現実的かな…とそれ用のいろいろを(主に100均で)揃えていたところに最適なプレゼントでした。ありがとう!
よくある一杯分のドリップコーヒーでもお茶したことあるんだけど、やっぱりコーヒーかすの処理をしなくてすぐ飲めるのは超絶楽!
フレンチプレスならではの美味しさも、飲みきれなくても美味しいまま持ち帰れるのももちろんいいんだけど、かすの処理がないのがなんたって楽!!(大事なので何度も言います)
昨今のご時世で部屋キャン・庭キャン・ベランダキャンに目覚めた方も多いと思います。コーヒー党ならそのお供に是非、いっそご家族の人数分色違いでどうぞ!
*2:グリーンの日よけシートは風にあおられて速攻で破れました。やはり100均のレジャーシートじゃタープの代わりにはならんか…。